
ゴキブリはミントの香りが苦手って本当なの?
実際、ペパーミントやスペアミント、ニホンハッカなどにはゴキブリの忌避(きひ)効果があるとされ、自然派の虫除けとして注目を集めています。
ミントを栽培したからといって必ずゴキブリがいなくなるとは限りません。種類や置き場所を間違えると、効果が薄かったり、逆に別の虫を寄せてしまうこともあるのです。
「何をしてもゴキブリが出てくる…」「一度で徹底的に駆除したい」そんな方は害虫駆除110番のような専門業者に相談するのも賢い選択肢です。
この記事では、ミント栽培でゴキブリを防ぐ方法や注意点をわかりやすく解説します。自宅で安心・安全に虫対策をしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ミント栽培はゴキブリ対策になる?
ミントに含まれるメントールやリモネンなどの成分は、ゴキブリの神経を刺激し、強い不快感や混乱を与える忌避効果があるとされています。
中でも特に効果が期待されているのが、次のようなミントの種類です。
ゴキブリに効果的とされるミントの種類
ペパーミント
メントールの含有量が多く、強い清涼感のある香りが特徴。
ゴキブリやクモ、アリなどの虫除けにも使われることが多い定番品種です。
スペアミント
ペパーミントほど刺激は強くありませんが、ほんのり甘い香りで忌避効果もあり、栽培しやすいのが特徴です。
ニホンハッカ(和種ハッカ)
日本原産で、メントールの含有率が非常に高いハッカ。乾燥させてハッカ油を抽出し、スプレーやアロマとして使う方法もあります。
ミント栽培して置いておくだけでゴキブリが来なくなる?
実際のところ、ミントを置いただけですべてのゴキブリが寄りつかなくなるわけではありません。
特に、以下のような場合は効果が薄れる可能性があります。
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ミントの香りが風で拡散してしまい、濃度が足りない
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古くなって香りが飛んでいる
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ゴキブリの種類や個体差によって忌避効果が異なる
とはいえ、自然にできる防虫対策のひとつとしては非常に手軽で、他の害虫(クモ・コバエなど)にもある程度の効果が期待できます。
本格的にゴキブリを駆除したいという方は「害虫駆除110番」というプロの業者に依頼するのがおすすめです。
ゴキブリに効くミントの栽培方法!初心者でも簡単にできる
ミントは栽培がとても簡単なハーブのひとつで、園芸初心者にも人気ですが、繁殖力が非常に強いため、ミントテロと呼ばれる増殖被害を招くことも。
ここでは、手軽に始められて安全に育てられる方法を紹介します。
鉢植えがおすすめ!庭植えは要注意
ミントは庭に直接植えると、他の植物のエリアまでどんどん侵食していきます。
このため、管理しやすい鉢植えでの栽培が基本です。
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鉢やプランターのサイズ▶︎直径15~20cm程度が理想
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用土▶︎水はけのよいハーブ用の土、または赤玉土+腐葉土でもOK
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鉢底石▶︎通気性・排水性を確保するのもポイント
庭に植える場合は、底のない植木鉢ごと土に埋めるなど、根が広がらない工夫をしましょう。
日当たり・水やり・置き場所のコツ
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日当たり:半日陰~日なた。真夏の直射日光は葉が焼けることがあるため注意。
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水やり:表面が乾いたらたっぷりと。過湿は根腐れの原因に。
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風通し:蒸れるとカビや害虫が発生しやすくなるので、風通しのよい場所がベスト。
屋外に置くなら、玄関周辺・窓のそば・ベランダなど、ゴキブリが侵入しそうな場所に配置すると忌避効果が高まります。
ミントが育ちすぎたら?剪定と増やし方も知っておこう
ミントはどんどん伸びていくため、定期的に収穫・剪定することが大切です。剪定したミントは、ハーブティーや料理、アロマなどに使えます。
剪定した茎を水に挿せば簡単に根が出て増やすことも可能ですが、鉢内がすぐに根でいっぱいになるので、増やしすぎないよう注意しましょう。
ゴキブリに効くミントの置き場所は?
ミントの香りを活かしてゴキブリを防ぐには、どこに置くかが非常に重要です。
ゴキブリが侵入しやすい場所はどこ?
ゴキブリはわずかな隙間からも侵入し、暗く湿った場所を好みます。以下のようなエリアは要注意です。
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玄関(ドアの隙間、郵便受け)
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キッチン(換気扇、排水口周辺)
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洗面所や浴室(排水トラップ)
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窓際(網戸の隙間やサッシ)
これらのゴキブリが出やすい場所にミントを鉢植えで置くことで、香りによる忌避効果が期待できます。
屋内と屋外のおすすめ設置場所
室内に置く場合
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キッチンの出入口やシンク下
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ゴミ箱の近く(においに引き寄せられるため)
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冷蔵庫や食器棚の裏側近辺(隠れ家になりやすい)
直射日光が当たらず風通しがある場所がベストです。
屋外に置く場合
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玄関まわり(鉢植えやハーブポットで)
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ベランダの排水口付近
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換気口や配管周辺(壁沿い)
鉢を移動しやすくしておくと、季節や日当たりに応じて調整ができます。
他の虫を寄せつけないための注意点
ミントはアブラムシやナメクジなどを引き寄せることもあります。栽培中は葉の裏を定期的にチェックし、虫がついていたら早めに駆除しましょう。
土の表面が湿ったままだとコバエが湧く原因にもなります。風通しと水はけを良くすることが、ミント栽培を清潔に保つコツです。
ゴキブリ避けにミント栽培は危険って本当?
実際、ミント栽培が逆効果になるケースもゼロではありません。ここでは、その理由と対策について解説します。
ミントを育てたらゴキブリが出たは本当か?
結論から言うと、ミントがゴキブリを引き寄せるという科学的根拠はありません。以下のような状況ではミントを育てていたら結果的に虫が出たと感じることがあります。
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鉢植えの土が湿りすぎてコバエやチャタテムシが発生
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屋外に置いた鉢がゴキブリの隠れ場所になっていた
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香りが薄れて効果を感じにくくなっていた
ミント自体が危険なのではなく、管理環境が虫を引き寄せてしまっている可能性が高いのです。
「ミントテロ」に注意|庭植えでの増殖リスク
ミントテロ
▶︎ミントを庭に地植えした結果、地下茎で広がりすぎて他の植物を駆逐してしまう現象のこと。
繁殖力が強すぎるため、以下のようなトラブルが起こりがちです。
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隣のプランターや花壇に勝手に侵入
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雑草のように扱いにくくなる
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手に負えず引っこ抜いて処分する羽目に
庭で育てる場合は、底のない鉢を土に埋めて根を制限する方法や、防根シートの活用が有効です。
他の虫が寄ってくることもある?
ミントはゴキブリやアリなどの忌避効果がある一方、一部の虫にとっては格好のエサや棲み家になることも。
注意したいのが以下の虫です▼
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アブラムシ:新芽に集まりやすい。風通しが悪いと発生率が高まる
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ナメクジ・カタツムリ:湿気が多い鉢周辺に集まりやすい
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コバエ:鉢の土が常に湿っていると繁殖しやすい
対策としては、「水やりの頻度管理」「葉の裏チェック」「鉢の通気性改善」などが基本です。
ミントだけでゴキブリを防げない場合の対策
ミントは確かにゴキブリが嫌がる香りを持っていますが、すべてのゴキブリに絶対的な効果があるわけではありません。
以下のようなケースでは、ミント栽培だけでは十分な効果が得られないこともあります。
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建物の構造や排水経路がゴキブリの温床になっている
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家の中にすでに複数のゴキブリが定着している
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強力な繁殖力を持つクロゴキブリやチャバネゴキブリが生息している
こうした場合は、自然対策にこだわりすぎず、専門業者の力を借りるのが最も確実です。
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ミント栽培とゴキブリに関するよくある質問
Q1:ミントを育てると虫除けになりますか?
ミントは虫除け効果があるとされています。ペパーミントやニホンハッカに含まれるメントールやリモネンといった成分には、ゴキブリ・アリ・クモなどの忌避効果があります。
ただし、「完全に虫がいなくなる」わけではなく、あくまで寄せつきにくくする“予防手段”としての効果と考えましょう。
Q2:ミントを嫌う虫は?
代表的な忌避対象としては、以下の虫が挙げられます。
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ゴキブリ
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アリ
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クモ
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ハエ・コバエ
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ハチ類(一部)
虫はミントの強い香りを不快に感じるため、出入り口や窓際に置くと一定の効果が期待できます。
Q3:ゴキブリが1番嫌いな匂いは何ですか?
一般的にゴキブリが嫌うとされている匂いには、次のようなものがあります。
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ミント系(ペパーミント、ハッカ油)
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柑橘系(レモングラス、シトロネラ)
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ローズマリーやユーカリなどのハーブ系
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ヒノキや正露丸のような強い防虫臭
メントールの香りを含むミント系は手軽に使えて人気が高いです。ただし、香りが薄れると効果が落ちるため、定期的な管理が必要です。
ゴキブリの嫌いな匂いについて詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
Q4:ミントに虫がわくことはありますか?
実はミントにも虫が寄ることがあります。特に注意すべき虫はアブラムシやコバエなどです。
栽培環境(湿度・風通し・過密)によって発生しやすくなるため、定期的な剪定と鉢の管理が重要です。虫を見つけたらすぐに取り除き、被害が広がらないようにしましょう。
ミント栽培で自然にゴキブリ対策をしたい人へ
ミント栽培は、ゴキブリをはじめとする虫を自然な方法で遠ざけたい方にとって、有効な手段のひとつです。
ただし、置き場所や栽培環境を間違えると、別の虫が寄ってきたり、効果が薄れるリスクもあります。「虫除けになるから」と安心しすぎず、正しい管理と環境づくりを心がけましょう。
そして、すでにゴキブリが家の中に入り込んでいたり、繰り返し発生しているような場合には、
ミントだけでの対策には限界があることも事実です。
「どうしても出てきてしまう」「怖くて眠れない」そんなときは、【害虫駆除110番】や【ムシプロテック】のような信頼できるプロの駆除業者に相談するのが確実な解決への近道です。
安全・安心な暮らしを守るために、できることから始めてみましょう。まずは、小さな鉢でミントを育てるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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